ファム・タン・ダットさんといえば、すぐに温かい笑顔が浮かんだ人が多いでしょう。SnBホーチミンオフィス社長兼メリーズのビジネス・ユニット部長(BUダイレクター)を兼任しています。彼は事務所にいる皆さんに積極的で明るい雰囲気を与えて仕事が円滑に進めるようになっています。
ホーチミンオフィスの「有能な艦長」の笑顔は皆にとって強く印象に残っているものです。
キャリア
P&Gの最高経営責任者として努めていたダットさんは2014年にSnBに入社し、メリーズ流通を担当しました。その後、彼は南部オフィスの担当者に就任して、現在2つの役職を兼任しています。
彼はなぜSNBで長く務める事ができた理由をこう述べました:
「SNBが進んでいる方向は市場の変化方向と一緒です。ベビー&ママチャネルは当時新しい業界であり、南部では顕著に発展している傾向があります。でも最大の理由は家族のためです。当時3歳の子と生まれたばかりの赤ちゃんがいます。子どもたちのために高品質製品を使いたくて調べたところ、そういう商品はSnBしか流通していなかったことが分かりました。」
ホーチミンオフィスを管理するのみならず、DatさんはメリーズBUのダイレクターとして努めています。
困難やチャレンジに直面する
キャリアの道では、当然困難やチャレンジを避けては通れないことです。ダットさんにとって以下2つの条件を満たせば困難を乗り越えます。
- 必要条件:流通分野における経験
- 十分条件:お客さんや従業員等への心と理解。特にDatさんにとって「人は会社の重要な財産である」といつも思うため、スタッフを尊敬して最良な職場環境を作ることに心がけています。彼は特に部門間やチーム・メンバー間の協力スキルを重視しています。
特に部門間やチーム・メンバー間の協力スキルを重視しています。
自分が乗り越えた困難についてダットさんはシェアしてくれました。
- 入社した当時のSNBはリテールのシステムしなくて、流通に関してはまだ発展していませんでした。その課題を解決するために、彼が様々なシステムを研究して購買部やIT部と協力して流通システムを構築しました。
- その後、ダットさんはまたホーチミンオフィス立上げという大きなチャレンジに挑戦しました。人材の募集をしながら、ホーチミンオフィスの運用モデルに合うように人材を教育していました。当時人事活動はかなり大変でした。改善したり、最適なソリューションを検討したりして、ダットさんの努力とチームのサポートのおかげで、現在ホーチミンオフィスは完全な組織になりました。本部とスムーズに繋がりSNBの発展によく貢献できました。
- もう一つの課題は彼がいつも抱えている問題です。市場シェアや価格競争に対する販売政策の設定です。ダットさんは、取締役及び各部署とのやりとりを通じて最適な販売政策を設定して売上を促進することができました。
- 更に、メリーズBUダイレクターですが、北部の本部で務めないこともダットさんのチャレンジとみなされます。チームのマネジャーを信頼し、業務をサポートするマネジャーやスタッフの役割と責任に応じて仕事を整理し、管理システム上に監視することによって、彼はメリーズブランドのチーム全体を完全に行うのができています 。
マネジャーを信頼し、役割に応じて仕事を整理することによってチーム全体が完全に行えました。
また、一つの重要な問題は、家族と仕事のバランスをとることです。自分の経験からみて、Datさんは以下のすべきことを認識しました:
- 家族と仕事を別々にすること;
- 適切な優先順位で家族のことと仕事を整理すること;
- 仕事には感情を出さずに、家族のことが仕事へ影響を与えなく;同時に、仕事の圧力が家族に影響を及ぼさないようにすること。
上記の3つのことを実現できれば、仕事も家族も圧力にならずに、人々の動力になるはずです。彼は「スタッフに常に経験を共有しています。逆に、スタッフの熱心と想像力を学ぶことができ、仕事の問題を解決するのに役に立ちます。日常生活には子どもを私の動力として努力しています。」と述べました。Datさんの好きなことわざは以下通りです。
早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け
ダットさんとホーチミンオフィスのスタッフ
成果
ダットさんの管理の下で、メリーズブランドの販売とホーチミンオフィスの活動はこの数年に良い結果を得ました。
- メリーズのおむつは全国で高級ブランドのイメージを構築することができ、プレミアムおむつの一番高い市場シェアを占め、毎年20~30%の成長率を達成しています。また、メリーズ・チームは業務をスムーズに行い、プロのシステムを立ててきました。
- ホーチミンオフィスは現在、完全なメカニズムを持ち、業務が順調かつ迅速に実施されています。
Datさんの管理の下で、メリーズブランド及びホーチミンオフィスの活動はこの数年良い結果を得ました。
スタッフ全員は快適職場環境で能力を発揮するのみならず、団結して集団の活動に積極的に参加しています。それは「遠くまで行きたければ、みんなで行け」ダットさんの好きなことわざの通りでしょう。